【2020年総括】 与えられた”2つの贈り物”
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書には伝道者の書という書物があります。

古代イスラエルの王である
ソロモン王が書いたとされる書物です。

ソロモン王は地上のすべてのモノを手にしました。

一国の王という”地位”
国を指導する者としての”権力
有り余るほどの”富”
1000人の”妻””愛人”
神からの”知恵” etc…

すべてのモノを手にしたソロモン王が
晩年に”人生の虚しさ”(儚さ)に書いた書物です。

伝道者の書を読むと
自分のために書かれた書物だと錯覚してしまいます。

伝道者の書は
「この世のすべては”空”(くう)である」と説きます。

この”空”(くう)とは仏教的な”空”(くう)とは少し違い
「虚しい」とか「消え去っていく」という意味です。

「地上ですべてのモノを手に入れてもいずれかは無くなる。」

「労苦して得たものでも、得てしまえば感動は薄れていく。」

「人生を掛けて立ち上げた会社も不況の波で一瞬のうちに倒産する。」

「人間は永遠に生きることはできず、良いことした人も悪いことをした人も結局は、死ぬ。」

そんなことのために人生を労苦して何の意味があるのか?

伝道者の書は言うわけです。

地位を得ても
富を得ても
権力を得ても
妻を得ても
愛人を得ても
セックスをしても

虚しい。

この永遠に満たされることがなく
いつもいつも感じる心の乾き。

いわゆる、
ニヒリスト(虚無主義)の人に響く書物なのだと思います。

僕は、やりがい、人の役に立ちたいという思いで消防士になり、3年過ぎたあたりから、理想と現実のギャップに打ち負かされ、「お金と時間があれば幸せになれる!」という愚かな考えで起業し。目標の数値を稼いでも何か物足りなく。

生きる目的を探すために宗教に入り、真理を知りたくてスピリチュアルにハマり。

スピリチュアルで”人を救っている”という幻想を突き進み
たくさんの信者を作ってきました。

しかし、心の奥底で響く言葉は
「空の空」(虚しい、虚しい)

そんな僕に与えられた
この伝道者の書は生きる意味と目的を気づかせてくれました。

さて、2020年を振り返るために
久しぶりにこの記事を書いています。

2ヶ月ぶりですね。

2020年、
あなたは何を与えられましたか?

僕は大きく2つのモノを受け取りました。

それは

①生きる目的
②仲間

与えられた2つのギフト

①生きる目的

「なぜ生きているのか?」という問いに24歳でブチ当たり
”答えっぽい”教えをたくさん学んできました。

しかし、宗教に入っても
スピリチュアルをやっても
「使命に気づこう!」とか
「好きなことやろう!」とか

そんなことやっても
僕の心が満たされることは無かったのです。

もちろん、セミナーに参加した時や素晴らしい話を聞いた時は、
一瞬だけ「ホッと」心の平安が与えられるのですが、

それは時間が経てば
「パッと」蜃気楼のように消えていくわけです。

そんな中2020年の5月に手渡された”聖書”という書物に
28年間求め続けた”真理”があったのです。

「聖書なんてキリスト教が読むものでしょ」とか
「僕、宗教嫌いなんで」というところから始まったわけですが

今となっては、聖書が”生きる知恵”として働いています。

地上のすべてのモノを手にしたソロモンが残した言葉。

結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。
神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。
伝道者の書 12:13

僕は、今まで
「何をするか」にこだわって生きてきました。

人の役に立てることをする。
多くの人に認められる仕事をする。
経営をして多くの人を幸せにする。
やりがいのあることをする。

もちろん、大切なことですが
「何をするか」という枝葉には答えはなく

「誰とともに人生を歩むのか」

これこそが
2020年に与えられた大きなギフトでした。

あなたは誰と共に人生を歩んでいますか?

家族ですか?
恋人ですか?
親友ですか?
愛人ですか?

②仲間

僕は、世の中を少し悲観して見ている人間なので
一人になりたがる性格です。

多分、一種のニヒリスト”だった”気がします。

目に見えない話や
聖書の話や神の話や
本質の話に熱くなるのですが、
それを話せる同年代はあまりいないわけで。

しかし、それも自分自身の思い込みであり、
同じ想いを共有できる仲間と出会えたのだと思います。

「友情!」とか「絆!」とか
この歳にもなって照れくさいですが、

大人になっても希望を持ち続け
共に進める仲間がいることは本当にありがたいと思います。

2021年に向けて

僕自身は、
ようやく人生のスタートラインに立たせてもらった気がします。

スピリチュアルや宗教という
くだらない空想話にたくさんの時間を使いました。
(もちろん、これも必要だったこと)

今まで、先生ぶって教師ぶって
多くの人に教えてきましたが

自分は底辺の人間なのだと
ようやく気づくことができました。

これからは多くの失敗と経験を通して
そして、行いを通して語る人間になりたいと思う次第です。

2021年に目を向けましょう。

世の中はドンドンと混迷極まり
希望を持つことができません。

「あなたは未来に希望を持っていますか?」

世の中の裏を知れば知るほど
どうすることもできないことに砕かれてしまいます。

ならば、「自分の好きなことをしておこう」
耳と目を塞いでいる方が楽なのかも知れません。

しかし、
僕たちは肉だけで生きている存在ではありません。

無職になっても
コロナになっても
自由が制限されても

”心”だけは侵されることのないように。

現実に絶望して
自ら命を絶つことがないように。

あなたにとって2020年はどんな年でしたか?

あなたにとって2021年はどんな年にしますか?